鳥取県には砂丘だけでなく美味しい食べ物が沢山あります。
今回は鳥取が誇る郷土料理を紹介します。
鳥取県に来た際には、郷土料理を楽しんで後悔のない旅行を楽しんでくださいね。
郷土料理は好き嫌いがあると思うので、少し注意してくださいね。
□鳥取の郷土料理を紹介!
鳥取県を代表する美味しい郷土料理を4つ紹介します。
1つ目は、いぎすです。
いぎすは草を使った料理です。
飛鳥・奈良時代には、献上品として朝廷にも送られていました。
乾燥したいぎす草をもどして、とろ火で煮とかし、しょうが醤油でいただくのが主流です。
2つ目は、いただきです。
大きないなりずしのような外観ですが、調理法や味わいは異なります。
大きな油揚げの中に生米、生野菜を詰め、だし汁でじっくりと炊き上げた山陰の代表的な田舎めしです。
昭和30代から40年代にかけて境港市では赤貝入りで、赤貝の煮汁で炊くこともあったそうです。
3つ目は、小豆雑煮です。
雑煮は地方色豊かで、全国各地ではいろいろな食べ方があります。
鳥取のお雑煮は小豆の煮汁に柔らかく煮た丸餅が入ったものが主流です。
煮汁がたっぷり入り、小豆がごろごろしていて、砂糖で甘くしたものや、少数派だが塩味を足すところもあります。
4つ目は、大山おこわです。
大山おこわは大山山麓の食材を使った醤油味のおこわです。
西部地域の郷土料理で、昔は、僧兵が戦場に行く時に戦勝を祈願して山鳥と山草を入れた米を炊き出したのがはじまりと言われています。
もち米に、しいたけ、ごぼうなどを混ぜて、だし汁、醤油などで味付けし、炊き込んだ美味しい料理です。
□その中でもおすすめの柿の葉寿司を紹介!
最後に是非知っていただきたいのは、柿の葉寿司です。
柿の葉っぱを器にした塩マスの押し寿司で、海から遠く離れた人々でもおいしく魚を食べるための先人の知恵から生まれました。
お盆やお祭りどの特別な日に食べられた柿の葉寿司は、マスのピンクと柿の葉の緑が膳を彩り、見た目にも晴れやかです。
柿の葉に含まれるタンニンとマスに添えられた山椒の実は保存性や殺菌効果を高めています。
秋になると紅葉した葉にのせられて、季節感や風情をおしゃれに醸しだします。
つくり方はシンプルで、薄切りにした塩マスに酢水に漬けて味を染み込ませ、酢を混ぜたごはんを握り、塩マスを乗せてます。
その握ったごはんは柿の葉を乗せ、塩マスの上に山椒を乗せて完成です。
口に入れた瞬間、酢の風味とともに塩マスの上に乗せた山椒の香りが口いっぱいに広がります。
□まとめ
鳥取には沢山の美味しい食べ物があります。
具体的には、いぎす・いただき・小豆雑煮・大山おこわの4つの郷土料理がありました。
実際にお越しいただいて、是非その味を堪能して下さい。
もちろん砂丘や海等も綺麗なのでそちらもお楽しみください。