鳥取県には、数々の温泉地が存在していることで有名です。
中でも、海に面した美しい景色の見える皆生温泉は一度は訪れてみたい温泉の1つではないでしょうか。
今回は、皆生温泉の歴史や周辺の観光情報についてご紹介します。
□皆生温泉はどのような温泉?いつからある?
皆生温泉は、鳥取県の南部の米子にある温泉です。
天正年間に「海地」と呼ばれていた大きな池があったことから、皆生という地名がついています。
海地が皆生と名前を変えたのは、150年以上前の慶応3年のことでした。
地元の人が皆生と呼んでいたのが、そのまま名称になったとされています。
皆生温泉は、海に面した温泉です。
海の側で湧いた温泉で、海を眺めて潮風を感じながら豊かな時間を過ごせるでしょう。
皆生温泉は、源泉温度が63℃から83℃と高めになっており、主に神経痛やリウマチなどに効果的です。
ナトリウムやカルシウム塩化温泉で、近年では美肌効果もあることが判明しています。
皆生温泉は、明治初期の1900年頃に発見された温泉です。
皆生温泉は元々、イワシやアジが取れることで知られている漁業の盛んな場所でした。
そのため、温泉を初めて発見したのも浜の近くで漁をしていた地元の漁師さんだったそうです。
発見されてから1世紀以上が経った今では、鳥取県の名湯の1つとして人々に語り継がれています。
□皆生温泉の周りには何がある?
*すぐ側に広がる海
海沿いの温泉地であるため、海水浴もできる海が旅館のすぐ側に広がっています。
皆生温泉は夏になると、温泉と海水浴をどちらも楽しめる珍しい温泉地です。
ライフセーバーが常駐し、環境省からもお墨付きの海水浴場なので、安心して海を楽しめるでしょう。
*水木しげるロードと妖怪の町
車を約30分ほど走らせると、水木しげるロードと呼ばれる街道や『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪の像があります。
2018年にリニューアルされた水木しげるロードには、177体もの妖怪のブロンズ像が設置されています。
妖怪好きな人やゲゲゲの鬼太郎ファンにとってはたまらないスポットになっています。
*温泉街の角にひっそりと存在する神社
皆生温泉の近くには、皆生温泉神社があります。
「皆生」という名前の縁起の良さから、長寿や家庭円満を祈願する方が集まる神社です。
温泉街の付近にあるので、お散歩にも丁度良いでしょう。
□まとめ
皆生温泉は、海の側で潮風を感じながら至福の時間を楽しめる温泉です。
周囲には、海水浴場や水木しげるロードもあるので旅行にもおすすめのスポットだと言えるでしょう。
皆生温泉を訪れる前に、お腹を満たしたい方には当社の駅弁がおすすめです。
美味しいご飯と温泉で素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。