鳥取県に来たら食べるべきものは何?特産品の1つである松葉がにをご紹介します!

日本海に面した鳥取県は海産物が豊富に取れる場所です。
鳥取県に来たら海鮮を食べたいと考えている方も多くいらっしゃるでしょう。
今回は、海鮮の中でも鳥取県の特産品である松葉がにをご紹介します。
鳥取県で食べたいものの候補を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

□鳥取県の特産品である「松葉がに」はどのようなカニ?

松葉がには、ズワイガニの1種です。
ズワイガニの中でも、成長したオスのことを松葉がにと呼んでいます。
身がぎっしりと詰まり、品の良い旨味を味わえる鳥取県が誇る特産品です。

大きな殻の中に詰まった身は、歯ごたえ抜群で焼いても、茹でても食べ応えがあります。
身だけでなく、中のカニみそもご飯にもお酒にも合います。
カニは、サイズよりも重さで選ぶ方が良いと言われています。
重さは甲羅の身がどれくらい詰まっているかの目安になるほか、重いほどカニみそや内子と呼ばれる珍味が詰まっていることが多いです。

松葉がにの漁は日本海で行われます。
時期は例年、11月上旬頃から3月の波が高い時期です。
そのため、11月の第4土曜日は鳥取県の松葉がにPR推進協議会によって松葉がにの日として制定されています。
この日には、産地である鳥取市や岩美町においてイベントが開催されています。

□松葉がにの美味しさの秘訣とは?

カニを含む魚介類は、何を食べて育つかによって美味しさが変わります。
そして、海は場所によって塩分濃度や餌となるプランクトンの種類や量が異なります。
育つ場所が変われば、異なる特徴がある魚が育つのです。
そのため、松葉がにの美味しさの秘訣の1つには食べているものの違いが挙げられるでしょう。

鳥取県から山口県の沖合、山陰沖では2つの異なる海流が交わり、酸素が豊富な海水となっています。
九州側からは暖流が流れ込み、北海道側からは寒流が流れ込むため、酸素が豊富なのです。
そのため、プランクトンも多く生息しており、そこに生息している松葉がにはプランクトンを十分に食べて育ちます。
たくさんのプランクトンを食べ、山陰沖の荒波にもまれる中で育つ松葉がには、身が締まり旨味の詰まった味となるのです。

サイズが大きく、身も詰まった極上品と呼ばれる松葉ガニになるまでには10年もの歳月を要すると言われています。
また、資源保護のために漁期を限定し、水揚げの少なさから市場に出回りにくいことから希少価値も高いのです。

□まとめ

今回は、鳥取県の特産品の1つである松葉がにについてご紹介しました。
鳥取県にいらっしゃる際には、松葉がにをぜひ食べてみてくださいね。
鳥取県では、松葉がに以外にも美味しい食べ物があります。
当社でも、かに飯をはじめとした様々な駅弁を提供しておりますので、ご賞味いただければ幸いです。