鳥取県米子市で行われるお祭りとは?がいな祭りについてご紹介します!

鳥取県を訪れるのであれば、有名なお祭りも見てみたいと思う方は多いでしょう。
鳥取県米子市では、例年夏頃に行われるがいな祭りがあります。
今回は、がいな祭についてご紹介しますので、鳥取県を訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

□米子市で行われるがいな祭とは?

がいな祭は、米子市街地で夏に行われる伝統的なお祭りです。
がいな祭の「がいな」は、お祭りが始まった頃の方言で大きいという意味を持っています。

がいな祭の魅力は大きく分けて3つあります。

1つ目は、米子がいな太鼓の演奏です。
米子がいな太鼓は、昭和49年に米子がいな祭りが新しい形で生まれた際に行われた「全国有名太鼓共演」での和太鼓演奏がきっかけで始まりました。
和太鼓演奏に魅了された米子の若者を中心に、米子がいな太鼓の歴史は始まります。

発足者は米子にも素晴らしい郷土芸能をつくるべく、和太鼓演奏の出演者に指導をもらい、第2回のがいな祭の前夜祭でデビューしました。
それ以来、地域のイベントには欠かせない存在の米子がいな太鼓の演奏はがいな祭の魅力の1つです。

2つ目に、米子がいな万灯が挙げられます。
米子がいな万灯は、秋田竿燈を参考につくられたものです。
米子がいな祭の活性化と郷土芸能として、1986年から取り入れられています。
夜空を照らす万灯の美しさや持ち上げる姿はがいな祭の大きな魅力の1つです。

3つ目に、お祭りの最後に行われる花火です。
米子港や港山公園付近で打ち上げられる花火は、米子の夜空を美しく彩ります。

□がいな祭はどのように始まった?

がいな祭は、昭和49年に今と同じ形のお祭りとして生まれたとされています。

しかし、そのルーツは江戸時代にまで遡るそうです。
江戸時代に、米子城主の家来の家の庭に、学問の神様である菅原道真直筆の紙片が空から降ってきたといいます。
降ってきた紙を学問の神様・天満宮として祀り、現在も賀茂神社で祀られています。

この天満宮の祭日に行われた「天満の涼み」ががいな祭のルーツなのではないかといわれています。

□まとめ

今回は、鳥取県米子市で行われるがいな祭りをご紹介しました。
鳥取県の魅力が伝わるお祭りですので、ぜひ参加してみてください。
鳥取県を訪れる際には、がいな祭りだけでなく当社の駅弁もおすすめです。
美味しいごはんと楽しいイベントで素敵な時を過ごしてみてはいかがでしょうか。