鳥取観光で神社を巡るなら?鳥取市のおすすめ神社をご紹介します!

鳥取県は鳥取砂丘のような有名な観光地がある観光スポットですが、神々が集まる出雲大社が近いこともあり、ご利益のある神社がたくさんあります。
そこで今回は、数ある神社の中でも特に有名な鳥取市の神社を2つご紹介します。

□国の重要文化財としても知られる鳥取東照宮

鳥取東照宮は1650年に初代鳥取藩主である池田光仲が日光東照宮の分霊として建立したものであり、簡素で気品を持ち、本殿には左甚五郎が作ったと伝わる鷹の彫刻が残されており、鳥取市を代表する神社です。
この社殿はモミやシイといった木立の中にたたずんでおり、石玉垣をめぐらせた本殿や平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿はすべて国の重要文化財に指定されています。

鳥取東照宮は樗谿神社と呼ばれることもあります。
それはこの神社の創設時には東照宮でしたが、明治時代に樗谿神社と改称されたからです。
しかし、その後もともとの名称復活を求める声があったことから鳥取東照宮ともう一度改称されました。

この神社の近くには樗谿公園があり、この公園は梅林や遊歩道、芝生公園が整備されており、その奥には周辺の緑を映す大宮池があり、市街地に接する憩いの場所です。
鳥取東照宮を訪れる際には立ち寄って見ることをおすすめします。

□神話の舞台でもある由緒正しい白兎神社

白兎神社は大兎大明神や兎の宮白兎大明神とも呼ばれます。
この神社は古事記や日本書紀にも示される由緒正しい神社です。
神話「因幡の白うさぎ」の舞台でもあり、幅広く知られているこの神話は、古事記の一説であり、医療発祥や日本最古の恋物語としても知られていて、その神話にちなんで皮膚病ややけどなどに効果がある神社として有名です。
境内に続く道には神話「因幡の白うさぎ」のうさぎが傷口を洗って、治療したといわれる御身洗池があり、季節にかかわらずその水位が一定のため、不減不増の池とも呼ばれています。

神話に登場している白うさぎは縁結びの神様といわれています。
また、日本で初めてのラブストーリー発祥地の白兎として、2010年に恋人の聖地に認定されました。
この恋人の聖地で愛を誓うならば白兎起請文で、兎の神に誓いましょう。
縁結びの神様の前で永遠の愛を誓ってみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は、数ある神社の中でも特に有名な鳥取市の神社を2つご紹介しました。
鳥取東照宮は国の重要文化財に指定されており、白兎神社は古事記や日本書紀にも示される由緒ある神社です。
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