地方に観光に行くときに立ち寄りたい道の駅。
その地域にしかない特産品や新鮮な食材がたくさん並んでいます。
今回では、2つの道の駅についてご紹介いたします。
お土産や新鮮な野菜が買えるだけでなく、道の駅にまつわる神話もご紹介しておりますので、ぜひお読みください。
□鳥取市の道の駅、西いなば気楽里をご紹介!
はじめにご紹介するのは「鳥取市の道の駅いなば気楽里」です。
この道の駅では、物産コーナーやレストランなど様々なコーナーが用意されています。
特に物産コーナーでは、鳥取のお土産だけでなく、西いなばの有名なお酒やお醤油が取り揃えられており、鹿野すげ笠や青谷の因州和紙などの民芸品コーナーもあります。
さらに、4月~11月の毎月第1、第3日曜日には朝市の開催、第3日曜日には朝市と同時にフリーマーケットも開催しています。
新鮮な野菜、魚などを販売しており、人気のイベントとしてたくさんの人が訪れています。
道の駅西いなば気楽里の場所、営業時間については以下の通りです。
所在地 〒689-0422 鳥取県鳥取市鹿野町岡木280-3
営業時間 新鮮物産コーナー 毎日9時~18時
レストラン 毎日10時~18時
ファストフード 平日10時~16時、土日祝10時~17時
(年中無休、コンビニエンスストアは24時間営業)
□鳥取市で有名な新品聖地である白兎海岸近くの道の駅をご紹介!
次にご紹介する道の駅は「道の駅 神話の里 白うさぎ」です。
こちらの道の駅には古事記に記されている白兎に関する神話があります。
昔、白兎は海の向こうにある因幡の国にいる女神に会いたいと考え、ワニザメたちを騙して海の向こうに渡ろうと考えました。
白兎はワニザメを騙してぴょんぴょんと海を渡っていましたが、白兎はもう少しで渡れるというところで、ワニザメたちに「君たちは騙されたのさ」と嘘を付いていたことをばらしてしまい、そのことを聞いて怒ったワニザメたちは、白兎の毛をむしり取って丸裸にしてしまいました。
丸裸にされて痛がっている白兎が砂浜で泣いていると、そこに偶然通りかかった大国主命の兄神様たちが通りかかり、「海水で体を洗い、風に当てて乾かし、山の山頂で寝ていれば良くなる」と白兎に伝えました。
白兎は言われた通りにすると、今度は体の皮がはがれ余計にひどくなってしまいました。
兄神様たちは白兎に嘘をついていたのです。
白兎はあまりの痛さに泣いていると兄神達からずいぶん遅れて大国主命が通りかかりました。
そして、「河口の浸水で体を洗い、蒲の穂をつけなさい」と言いました。
白兎は大国主命の言う通りにすると、体の毛が元通りになったのです。
白兎は、「八上姫は兄神ではなく、あなたのような人を選ぶでしょう」と言い、自らが伝令の神となってこのことを八上姫に伝えました。
そして、そのことを聞いた八上姫は大国主命と無事、結ばれたのでした。
この神話のように白兎にはかなわぬ人や特定の人との縁を取り持つ縁を持っていると言われています。
施設の場所、営業時間については以下の通りです。
所在地 〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎613
営業時間 売店所 8時~19時
カフェ 10時~17時
レストラン 平日11時~16時、土日祝11時~17時(定休日毎週木曜日)
(年中無休、12/3~2/28 8時30分~18時)
□まとめ
今回では、鳥取市にある2つの道の駅についてご紹介しました。
朝市のある道の駅にも、神話が残されている道の駅にもとても魅力を感じます。
どちらの道の駅にも鳥取県で有名なカニの商品を取り扱っているので、ぜひ訪れてみてください。